成功するミーティング実施法

皆様の医院では、どのようなミーティングを実施されていますでしょうか?
歯科医院において実施されるミーティングには、院長先生を中心として実施されるミーティングやスタッフを中心として実施されるミーティング、また、研修会形式で新しい治療技術や接遇改善について学ぶ機会とするミーティング、そして経営改善・業績向上策を皆で検討するミーティングなど様々な形式があると思います。

それぞれの形式にメリット・デメリットがありますが、クライアントの中で比較的実施している医院が少なく、実施すると効果が上がるのは、ミーティングの場で経営改善のための方策を皆で検討する方法である場合が多いようです。

私のクライアントに開院8年になるI歯科医院があるのですが、この医院では、ここ何年間もの間、スタッフとミーティングを実施したことがないという状況でした。
このI院長が、コンサルティングを依頼される時にお話されていたのは、「売上が低下傾向なんですが、その理由がわからないんです。悪いところが見当たらないのでので、1度客観的な視点から医院をみていただけませんか?」というものでした。

実際にこの医院におうかがいして、スタッフと個別に話をした時にスタッフが口を揃えて言うのは、「この医院で働く目的がみつからないんです。どうしてもモチベーションが上がりません」「私達は、院長のために働いているわけではありません。院長は利益を上げるために働けと言っているだけだと感じるんです。」というような話でした。
つまり、I医院ではスタッフの院長先生に対しての不信感(コミュニケーションの不足を要因とするもの)が大きく、その結果、モチベーションが低下していたのです。

業績低下の要因はこれだけではありませんが、このことが大きなウエイトを占めると考え、その対策としてミーティングを実施することとしました。ミーティングでは、5名のスタッフがそれぞれ、リコール率を上げるためには何をすべきなのか、紹介の患者様を増やすにはどうすればよいのか、患者様と円滑にコミュニケーションをとるにはどうすべきなのか、等のテーマを割り当て検討していただくようにしました。
このようなミーティングを月に1度実施するようになって以来、この医院では、コミュニケーションが円滑になりスタッフと院長先生との間に仕事以外の会話が増えたこと、スタッフの仕事に対する考え方が変化したこと、そして、スタッフのモチベーションが高くなったこと、院長先生がスタッフに任せることが出来るようになったこと、等の色々な効果があったようです。
是非、月に1度、スタッフが中心となり、スタッフが運営する、スタッフのための経営改善ミーティングを実施してみてはいかがでしょうか?

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