- 2009-5-4
- コラム
歯科医院経営で発生する課題の多くは、人に関するものです。
その際に、他者を変化させることで、状況を変化させようとするのが人間の常です。
しかし、他者に変えられることを望んでいる人間はいません。
よって、他者を変えることができず、現実と理想のギャップをストレスと感じるのです。
変わることはあるけれども、変えることはできないのが他者だと思います。
院長にとって、スタッフは「鏡」です。
スタッフを変えようとするのではなく、ますは自らの意識を変えていきましょう。
下記は、ウエイトリーの「子供の話に耳を傾けよう」です。
院長がスタッフにあい対する際、「子供」の箇所を「スタッフ」へ変換して考えてみると
様々な気づきがあるかと思います。
「子供の話に耳を傾けよう」
きょう、少し
あなたの子供が言おうとしていることに耳を傾けよう。
きょう、聞いてあげよう、あなたがどんなに忙しくても。
さもないと、いつか子供は あなたの話を聞こうとしなくなる。
子供の悩みや要求を聞いてあげよう。
どんなに些細な勝利の話も、どんなにささやかな行いも誉めてあげよう。
子供に何があったのか、何を求めているのかを みつけてあげよう。
そして言ってあげよう、愛していると。毎晩、毎晩。
叱ったあとは必ず抱きしめてやり、
「大丈夫だ」と言ってやろう。
子供の悪い点ばかりあげつらっていると、
そうなってほしくないような人間になってしまう。
だが、同じ家族の一員なのが 誇らしいと言ってやれば
子供は成功者だと思う。
きょう、少し
あなたの子供が言おうとしていることに耳を傾けよう。
きょう、聞いてあげよう、あなたがどんなに忙しくても。
そうすれば、子供もあなたの話を聞きに戻ってくるだろう。