- 2016-9-12
- コラム
新しい人材を確保するために、歯科医院に限らず、採用前の面接は欠かせないプロセスです。
その際に、皆様の歯科医院では以下の事をきちんと、把握していますでしょうか?
「面接の際にどのような点を見極めればよいのか?」
「判断基準をどこにするか?」
面接は、良い人材を採用する上で、最も重要なプロセスです。
採用の判断基準は、事前にしっかりと検討しておきましょう。
面接を行い、人材を見極める際には次のような事が考えられます。
1.面接の標準時間を設定
同じ時間を設定して面接を行えば、公平な判断が得られます。
2.面接する側もされる側も、遅刻は厳禁
面接の前には、準備資料を整え、最善の状態で臨むのがベストです。
3.面接官の服装、態度にも心遣いを!
面接で人を選ぶとなると、横柄な態度を取ってしまいがちです。
「選ぶ」以上に「選ばれる」という意識で臨みましょう。
4.採用競合を確認
面接者は、複数の企業を面接している場合、同じ業種を受けているとは限りません。
必ず確認しておくようにしましょう。
5.働く目的「優先順位」のヒアリング
大切なのは、面接者の言葉を聞く姿勢です。
こちらから話ではなく、相手のニーズをヒアリングして下さい。
6.経験、現在、将来について時系列順(過去→現在→未来)に聞く
時系列で聞くことは、面接者は話しやすくなり、面接官にとっても、長所を発見
しやすくなってきます。
7.面接者の絶対に妥協できない条件を確認
こんなはずではなかったと、お互いが思わないように確認を取りましょう。
上記のように、採用プロセスを用意、実行することは、採用・不採用の判断基準を明確になるため、より効果的な面接をする事が出来ます。
それにより冷静に見極めることが可能となると思います。
つまり、採用してから後悔する割合の減少につながるのです。
上記の面接方法を取り入れることは、優秀な人材を採用し、確保するための重要な手段の一つです。さらに良い人材を得るための方法として、『ご自分の歯科医院のブランド化』が挙げられます。
ブランド化が出来ると、採用をかけるだけで、多くの人材が集まり、多くの応募者の中から、選りすぐりの人材が採用可能となります。
そして、応募者の中から、自医院で働くことを強く希望してくれる思い入れの強い、優れた人材を採用することが出来る可能性が高まります。
ブランド化を実現するためには、日々の経営努力を継続し、地域で他の歯科医院より強い歯科医院になることが重要です。