- 2017-12-5
- コラム
今日は、顧問税理士の高橋さんとの打ち合わせの後に、新オフィスの確認のために秋葉原に行ってきました。
移転先の候補を秋葉原にしたのは、つくばエクスプレスの開通(本年8月24日)によるアクセス性の高さと、IT関連企業のオフィスの増加にあります。
秋葉原は利便性と歯科医院とインフォメーション・テクノロジー(IT)の架け橋になっていくというデンタル・マーケティングのコンセプトにマッチしているのです。
実際に物件を1件見て、決定!
「移転先は、秋葉原に決定です」
さあ、今日から新たなスタートです。元気にいってみましょう!
最近、私のクライアント様で成功している取り組みに、フリーランスで頑張っていらっしゃる優秀な衛生士の方を招いてのスタッフ教育があります。
経営者である院長は、「どうしたら患者数が増えるのか」、「どうしたら自費率が上がるのか」、「経費を削減するにはどうしたらよいのか」、「スタッフの個々の能力を上げることで、組織力を上げるにはどうすればよいか」等々、経営向上につながることをいつも考えているものです。
一方、スタッフの皆さんはというと、「給与は上がるのか」、「今年の有給休暇は増えるのか」、「仕事量を選らすには、どうすればよいのか」等々、給与や福利厚生等の条件や仕事をする上での環境等に目が行ってしまいがちです。
(もちろん、経営者視点で物事を捉えることのできる方もたくさんいらっしゃいます)
どの業界でも、経営者の考え方と従業員の考えは、一致しないものです。
残念ながら、歯科業界でも、その傾向が強いのではないでしょうか。
そこで、フリーランスで全国的に活躍されている衛生士さんを定期的に招いて、研修を行うことで、スタッフの皆さんの意識を変えるきっかけづくりをされている歯科医院様が増えているのです。
研修の効果として、テクニックの向上はもちろんのこと、身近に目標ができるためにモチベーションの向上に繋がることが多いようです。
というのも、フリーランスで活躍されている衛生士の方には、ご自身の目標設定が高く、人間性の優れている方が多いことから、スタッフの皆様にとっては、願ってもない刺激を受ける機会になるのです。
私のクライアント様で、開業4年目になる歯科医院様では、4名いた衛生士のうちの2名が退職した関係で、若手の2名(勤続年数2年、3年の衛生士)のモチベーションが下がってしまいました。
そこで、4ヶ月前から月に1度のペースでフリーランスの衛生士を招聘して、スタッフ研修を実施しているのですが、
「何でも、○○さんに相談できるので、仕事に積極的に取り組めるようになってきました」
「○○さんみたいな、歯科衛生士になりたいです。もっと頑張らなければいけないと思うようになりました」等、
ヒアリングを実施して、以前との発言内容の違いに驚いています。
もちろん、リコール率等の経営数値にも好影響が出ています。
このような方法で、スタッフのテクニックやモチベーションを上げることも可能ですし、他の方法も、いくらでもあるものです。
スタッフ満足の向上が、業績向上の近道でもあることを念頭において、経営改善に取り組んでいただければと思います。
デンタル・マーケティングは、少しでも、皆様の歯科医院の経営改善のお手伝いが出来ればと考えております。
いつか、皆様とお会いできるのを楽しみにしています。