- 2005-10-6
- コラム
大変お待たせ致しました。ひさしぶりの投稿です。
今後は、可能な限り、投稿をすることで皆様の歯科医院経営のお役に立てればと思います。
さて、先日、トヨタ自動車の新ブランド「レクサス店」に行ってきました。
新聞発表では、アリストの後継車でもあるレクサスGSは、8月1ヶ月で4000台の販売実績だったとのことです。
アリストの月間平均販売台数が300台程度でしたから、ブランドを変更することで、10倍も売れているということです。
価格は、アリスト時代よりも150万円高いにもかかわらずです。
ある地点からある地点まで移動するための道具を売るのではなく、その車の持つステイタスを売るということでしょう。
「価格」ではなく、「価値」を売る好事例ですので、一度、見学にいかれることをおすすめします。
歯科業界でも、歯科医院数の増加や少子化による患者様の歯科医院の選択意識の高まり等により、自院をブランド化していくことが求められています。
ブランド化するためには、「自医院の価値観」を伝えること、歯科医院経営への思いをクライアントへ伝えること、自医院のことを情報提供することで知ってもらうことが重要です。
ブランドの創り出す保証・信頼機能により、ライフサイクル上の停滞期にさしかかっても,ブランド化さえできていれば、患者様は来院を続けてくれる可能性が高いのです。
ブランド化による患者様の信者化が、歯科医院の長期的発展には欠かません。
歯科医院が患者様との長期的な約束を結ぶことが、ブランド化のはじまりです。