- 2017-12-5
- コラム
皆様の医院では、個人情報保護対策に取り組まれていらっしゃいますか?
この個人情報保護法は、過去6ヶ月間、継続して5000人以上の個人情報を持っている個人情報取扱事業者の全てに適用されるんです。
いうまでも無いことですが、歯科医院の多くが、この事業者に該当していますし、多くの個人情報を蓄積しています。
また、歯科医院で蓄積されている情報は、歯科医院という職業柄、特にプライバシー性が高いものですよね。
これからの歯科医院では、個人情報の管理がきちんとできているかどうかというこが、患者さんから選ばれる医院になれるかどうかの判断基準になってきます。
個人情報が流出・悪用されるという可能性も無いわけではありません。そうなると医院の存続問題になりかねませんので、地域一番医院になりたいという医院、もう既に地域一番という医院では、特にこの個人情報保護に関する対策が求められるのです。
以下は、最近起こった医療機関での個人情報に関する不祥事の例です。
<不祥事例1>
埼玉県K市立病院では患者約2500人分の情報が入った病院のパソコン5台が盗難される。
<不祥事例2>
高知県立A病院では患者の病名など約240人分の情報がネット上に流出する。
個人情報の保護についての取り組みを行う際に重要なのは、スタッフ全員が同じ水準で個人情報の重要性を認識し、その取り扱い方法を習得することです。
そして、この個人情報保護対策を日常の業務の中に、取り込むことをしていかないと、これらの対策が一時的なもので終わってしまい、医院の体質強化につながりません。
是非、皆様の医院でも、この時期に個人情報の保護体制を構築することで、他医院との差別化に、スタッフが安心して働ける職場作りにつなげていただければと思います。
「個人情報保護の必要性はわかっているけれど、自分で勉強するのは面倒だな・・・」、「短時間で効率的に理解する方法はないかなあ・・・」お考えの先生は、弊社にお問合わせください。
皆様とお会いできるのを楽しみにしています。