- 2005-6-24
- コラム
みなさん、デンタル・マーケティングの
寶谷 光教(ほうや みつのり)です。
寶谷 光教(ほうや みつのり)です。
今日もコンサルティングの中で発見したこと、新たな気づき、感心したこと等を「歯科医院経営成功のアイデア」を通じて皆様にご報告致します。
それでは、本日の寶谷 光教の視点です。
さあ、今日も元気にいってみましょう!
さあ、今日も元気にいってみましょう!
昨夜のサッカー(コンフェデレーション杯)での日本代表チームの応援のために寝不足という方、多かったのではないでしょうか?
そういう私も、仕事をAM3時30分に切り上げて、早朝までTVに釘付けでした。
結局、試合は2対2のドローでしたが、日本代表とサッカー王国ブラジル代表の実力には大きな開きがあったように思います。
日本代表とタレント軍団ブラジル代表のサッカーは、何が違うのでしょう?
ブラジル代表というとアクロバチックな攻撃や、芸術的なフリーキックという印象ばかりが先行しますが、最も大きな違いは、基本テクニックの“精度の差”なのではないかと思いました。
次のアクションを起こしやすい位置へのトラップ(ボールをとめる)、先を読んでの動き出しの早さ、シュートやパスの正確さ、等々、サッカー経験者であれば、その必要性を誰もが知っている基本技術の精度が格段に高いということです。
斬新なことを次から次へ行うのではなく、個々の選手が実施すべきことをしっかり実施できているという点にチームとしての円熟味を感じました。
歯科医院経営にも同じことが言えるのではないかと思います。
「地域一番医院は、斬新な取り組みや画期的なアイデアをふんだんに取り入れて、医院経営に取り組んでいるのではないか」、と思われている方が多いのではないかと思いますが、実際に地域一番医院におうかがいすると、そんなことはありません。
他の歯科医院と変わったことを実施しているわけでなはなく、笑顔での挨拶が徹底されていたり、患者様とのコミュニケーションに対する意識が非常に高かったり、患者様を迎え入れるという心配りが徹底されていたり、というように誰もが必要と考えていることの徹底度が非常に高いということです。
このような基本事項を徹底することの重要性を全員が感じながら、業務に取り組めているかどうかが、患者様との信頼関係の醸成に大きく影響して、業績の差になってあらわれているのではないかと思います。
歯科医院経営にかかわらずどの世界においても、成功するためには、斬新なアイデアを取り入れることばかりが重要なのではなく、基本的に必要である事項をどこまで徹底することができるのかということが重要なのではないかと思います。
皆様の医院の基本事項の徹底度は、いかがでしょうか?
基本事項を確認していただく、機会にしていただければと思います。
デンタル・マーケティングは、少しでも、皆様の歯科医院の経営改善のお手伝いが出来ればと考えております。