- 2005-12-22
- コラム
みなさんは、2人の天才芸術家、ピカソとゴッホについての下記の話をご存知ですか?
現在では、2人とも知らない人はいない程、世界的に有名な存在だと思います。
しかし、この2人の間で、決定的に違うのは、ゴッホの絵は生涯で1枚も売れず、ピカソの絵は生きている間に、ほとんど売れてしまったということです。
前回、ウォルト・ディズニーの言葉である、「私は、事業のために映画を作っているのではなく、映画を作るために事業をしている。」をご紹介しましたが、ピカソは、まさにそれを実践した芸術家なのです。
なんと、ピカソは、自宅に財界人や政治家を招いてパーティーを開き、自分の絵の価値を伝えることを徹底していたようです。
歯科医院経営においても、ゴッホ型の歯科医院とピカソ型の歯科医院の2つのタイプがあるのではないかと思います。
良い治療・サービスを継続していくには、適切な経営に取り組む必要があり、それを情報として、患者様に伝えることが必要です。
どんな最新の技術も、患者様から認められなければ、価値を感じていただけなければ、提供を受ける側の理解が無ければ価値の無いもになってしまうのです。
このコラムの内容が、皆様の歯科医院経営のお役に立つことができれば幸いです。