- 2016-8-31
- コラム
自院のキャンセル率は、何%でしょうか?
この数値を把握することから始めて下さい。
もし、キャンセル率が予約患者数に対して、15%を超えていると危険信号です。
全国津々浦々の歯科医院のキャンセル率をみてみると、5%未満に抑えているような的確に対策を講じている歯科医院もありますし、そうでない歯科医院の場合には、20%を超えるケースもあります。
キャンセルを分類すると下記のようになります。
1.TEL有キャンセル
・予約のキャンセル(前日TEL有キャンセル) :予約して前日までにキャンセル
・ドタキャン 予約時間前(当日TEL有キャンセル) :当日のキャンセル
2.無断キャンセル
・無断キャンセル :予約時間に来院しないでそのままキャンセル…
この中でも特に困るのが、無断キャンセルです。友人との待ち合わせで無断キャンセルなんて考えられますか?
無断キャンセルする人は、無断キャンセルをして悪いと思うのでしょうか?それともどうも思わないのでしょうか?
無断キャンセルで最も多い原因は何だと思いますか?
多いのが、「ただ予約を忘れているだけ」という理由です。
無断キャンセルは、歯科医院経営へのダメージが大きいので、可能性がある患者様には、事前にお電話を差し上げて予約の確認をしましょう。
その際のポイントは、予約確認のための電話ではなく、
「何か変化があれば事前に確認させて頂き、当日的確な対応をするための電話である。」
ということです。
いつも“for you”の気持ちが根底にあることが経営には欠かせません。
【話法例】
「○○様、○月○日○曜日○時にご予約をいただいておりましたが、その後、何か変わったことはありませんでしたか?
次回のご予約は○月○日○曜日○時で承りました。
○○様にお会いできますことを心より楽しみにしております。お気をつけてお越し下さい。」
まずは、無断キャンセルを徹底して減らしましょう!